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パイプ産業は繋げるのが大きな役割 過剰な囲い込みサービスは逆効果

こんにちはnekonomoridesignのyoshyです。
昨日、ちょっと本当に残念な事が起きました。

野球観戦に行きたかった私。

敵対するチーム同士の4人で野球観戦に行きたかったので、外野席とかではなく、レストランシートみたいな応援チームは問わない席が良いなあと思い、そのシートを取り扱っているあるチケットサイトさんにアクセスしました。

すると……

このシートの抽選申し込みにはプレミアム会員になる必要があります

との表示が。

まあ、そういうのは良くあるし、チケットサイトは良く使うから、月額料金とかだろうから……と思い、プレミアム会員登録に進んでみた所。

プレミアム会員になるには、クレジットカード新規お申込みが必須です。
プレミアム会員は⚫️⚫️が発行する⚫️⚫️クレジットカードでのお申込みが簡単!

の表示。

要は。そのチケットサイトさんが発行するクレジットカードを新規申込するしかプレミアム会員にはなれない

という事でした。
(それ以外の手段も随分探してみましたが、最終的に必ずこのクレジットカード新規発行画面ななる)

プレミアム会員しか買えないチケットがあり、それを買わせる為にクレジットカード新規発行をさせる。究極の囲い込みサービス。

戦略上こういったサービスは効果的な事もあるだろうと思いますので、それをすべて否定するつもりはありません。

楽天市場など、お買い物サイトを運営している会社や、他と連携してポイントが貯まるTカードやポンタカードてかであれば、まあ、いいんじゃないかなとは思ったりします。
利用頻度が高い物販であれば、自社発行カードでプレミアム化を図るのはアリと思います。

ですが、独自サービスのみで、他に流用もし辛いカードをそう簡単に作る人がどれだけいるのでしょう?

今回私が引っかかるポイントは
パイプ産業の会社が会員囲い込みをする重要性を感じない
自社サービスを利用してもらうために他にすべきことがあるはず

というところです。

それは何か。

チケットサイトは、チケットを買ってもらい、その手数料をいただいたり主催側からも何かしらマージンが入っているはずです。

利益は十分とれる仕組みができているのだから、利用者を増やすたけでも十分利益を増やせられるので、新しい会員を、増やし、既存の利用者により継続して利用してもらう事を考えていくべきです。

例えば、チケットを探しやすいようにして行ったり、会員情報やお気に入り登録内容からもっと関連イベントをお知らせすりとか、そのイベントの概要などを配信して、そのイベントに来たいと思わせるコンテンツ作りをするとか、アーティストからのスペシャルメッセージとかのコンテンツ配信するなど、月額料金とかにしたって収益があげられそうなことはいくらでもあります。

カスタマーとサービスをつなげるパイプ産業的な会社は、人の流れをいかに生み出すか、もしくはそのつなげ先の両方に魅力を感じてもらえるように努力するべき。

パイプ産業と言う言い方が正しいかは判りませんが、たとえば、生産者と購入者をつなげるために、販売業者と言うものが存在します。
販売業者は、生産者の「売りたい」「知ってもらいたい」を汲み取り、「良いものなら買いたい」とおもう購入者に売るのが仕事です。

そのために、生産者のこだわりを紹介したり、逆に購入者のニーズなどを生産者側に伝えたりするなどが一番重要な事なのです。
それなのに、販売者が、販売先を囲い込んで固定客しか相手にしなくなると、売り手側のほうは、自分たちの事を知ってもらう人数が減る事になりかねません。

パイプは、間口を広げ、より多くの「流通」を生むために存在するのです。
チケット販売業者さんも、本来はそういう役割が大きなウェイトがあったはずです。

質の良いお客さんだけで良いという戦略なのかもしれませんが、パイプ的な役割のところがそういう風に制限をしてしまっている事は非常に残念に思いました。

CDが売れなくなったり、野球がテレビ放映しなくなったりで、ただでさえそういったものに実際に見に行こうとする客層が減っている中、間口をさらに狭くするような販売方法をされていては、良くないと思います。プレミアム化そのものは大賛成ではありますが、その手段をもう少し考えて欲しいなと思いました。

ITがこれだけ普及し、いろんな「囲い込み」をしたい会社さんも多いと思いますが、自社の利益だけではなく「利用者の利便性」を第一に考えないと、今ではそういったちょっとした面倒な事が発生するだけで人が離れていく事もある時代と言うことも理解してサービス展開はして欲しいなと思いました。

今日はなんだか少し業界への苦言になってしまいましたが、より良いサービスを提供して欲しいと言う気持ちもつよく、あえて発言させていただきました。

それでは。今日はこのあたりで。