ネットショップ運営ノウハウ 集客力・購買率はアップの方法 休業日の設定と、土日特別営業日は判りやすく

こんにちは。nekonomoridesignのyoshyです。
がっつりシルバーウィークを休んでしまいました。

ここ最近、土日もずっとお仕事をしていて、プライベートの時間と仕事の時間があいまいになっていて、自分の中でバランスが崩れかかっていたので、ちょうど良い機会と思い、友人との外出の予定も結構あったので、ブログの更新もせず、アイデアなどをアイデアノートに書いたりするだけにしていました。

そんな中でも、ちょっと気になった事があったので、それを今日は記事にしたいと思います。よろしくお願いします。

敬老の日のプレゼントを贈り忘れていた!
ギリギリでも間に合う、と書いてあるネットショップで注文!
・・・でも、営業日が明確でなくて戸惑った

ネットショップでギリギリの注文がどれほどいやなのかは、受注スタッフの経験もある私としてはよく理解しているつもりだったのですが、この連休に入るまで、敬老の日がこのシルバーウィーク中に来る事をすっかり失念していました。

敬老の日のプレゼントを贈っていないと気づいたのは金曜日の夜・・・・。

もうどのネットショップも連休前の営業を終えた後でしたので、もう最悪の場合、連休明けでもいいけど・・・と思いながら、楽天市場の「あす楽」と、「今からでも間に合う!敬老の日の贈り物特集」のページを見ていました。

すると、「今からでも間に合う!」というページに掲載されているネットショップにアクセスしてみると、トップページにこんなバナーを発見。

「9月20日15時までのご注文は当日発送!」

おおお・・・これ、間に合うじゃないかー!
と思ったのですが、サイドバーナビゲーションのところのカレンダーを見ると、

「土日はおやすみです、ご注文の返事はいたしません」

・・・ん??

書き入れ時で特別営業中であれば、明確に表示するべき

結局、トップページには、「発送します」とは書いてあったものの、他のページを見ると、土日祝日は連絡しません、という事が書いてあったので、何だかちょっぴり不安になってしまい、結局そのお店では購入を断念しました。

書き入れ時で、実際にはそのバナーのとおり、営業をなさっていたのかもしれません。

しかし、営業日カレンダーが休みとなっていると、やはり躊躇してしまいました。

業種、取り扱い商品によっても違うと思いますが、もし、特別営業をするのであれば、「発送します」というだけの表記だけではなく、営業日カレンダーも営業中にしたり、

「●日と●日は営業しています!」

と書いた方が、

「このお店はこの時期だけ特別にやってくれてるんだー!すごい!ありがたい!!」

と、購入する確立があがるはずです。

結局、私が購入したのは、「営業している事が明確」で、「お届け先の近くの地域のネットショップ」だった。

母の日、父の日、敬老の日、に贈る物というのは、出来ればその日に届けたい物。
しかし、うっかりわすれてた、と言うこともあります。
そして、そういった特別な日に送る物を取り扱っているネットショップさんであれば、購買がアップするチャンスでもあります。

そんな時、「営業していること」は先ほど申し上げたように明確にする事が一番大事ですが、それ以外にも大事な点がもう1つ。

届け先に間に合う地域のネットショップかどうか

と言うことです。

九州・東北地方・沖縄・北海道・四国・離島

特に敬老の日ともなれば、地方在住の祖父母に送る事も多くなります。
そういったとき、そのネットショップの商品の発送地も重要になります。

たとえば、営業をしていて、良いなと思う商品があったとして、それを東北地方に送りたい、でもお店は、九州地方のお店だった、と言う場合、明らかに運送状況からして、荷物が届くのが遅くなることは明確です。

都市部であっても、九州・東北・沖縄・北海道・四国・離島の場合はお届けまでの時間がかかる場合もあります。

ギフトの場合は届くかどうかも大事なポイント。
ギフト系商材を扱っている場合は、何日で通常届くかという事を
明確にしていると利用しやすい

とあるお店を閲覧したとき、今回、私は宮崎県への荷物だったので、たまたまそのお店からだと敬老の日に間に合わない地域にあったお店だったので購入を断念せざるを得なかったのですが、そのお店は、日本地図を大きく表示し、

  • 通常翌日届け可能地域
  • 通常翌々日届け可能地域
  • 通常3日以上かかる地域

と言うのを色分けして表示していました。

おそらく、細かい地域によっても届かないところもあったりはするでしょうが、こういったものが商品ページから判りやすくリンクされていると、購入する側としてもとても安心出来る要素となります。

グルメ・ギフト系で購買率を上げたいなら、「注文~届く日」を明確にすることで、購入したいと思う率がアップする。
たとえ少し高くても、届くなら購入する

いまや、ネットショップでグルメ系、ギフト系は本当に乱立しています。

そういった中で、購買率を上げるのであれば、「届くこと」の安心感を与える事が1つの手段であると私は思います。

色々こだわりを長々と画像で連ねる事よりも、

「届くのか」「届かないのか」

で、購入する層もいると言うことです。

発送関連の環境が自社で整っている場合、ギフト系の時期であればそこに人員を集中させて対応する事で売り上げがグッと伸びると私は考えます。

届くのであれば、多少割高でも買う層は存在するのです。

特にお届け物、贈り物の場合はそれが顕著に現れます。

他社との価格競争でついていけなくなって戦略に困っている場合は、そういった違う方面からの物の見方をして、売り上げを維持・アップすることも考えていくこともアリかと思います。

最後に。長崎のカステラ屋さん、ありがとうございました。
無事に宮崎に、敬老の日の朝に届けていただきましてありがとうございました。

ネットショップ運営において重要なのは在庫の管理能力

こんにちは。nekonomoridesignのyoshyです。
今日は久しぶりにネットショップについて語りたいと思います。

ネットショップ運営において大事なのは「在庫」をどう回すか

言うまでも無くなのですが、物販をするネットショップにおいて何よりも重要なのは【在庫】のあり方です。
売れる時期に在庫がないと商機を逃しますし、
売れない時期に在庫があっても不良在庫になり、商品価値も下がります。

その在庫の管理が上手く出来てこそ売り上げも変わってくるといても過言ではありません。

新商品を入れたくても在庫が圧迫して入荷できないというジレンマは非効率

断捨離の話にも共通しますが、、新しい物を手にするためには「古いもの」を捨てなければ決して良い物が巡ってこないと思っています。

在庫もそうで、「いつか売れるかもしれないから」という保険のためだけに在庫をおき続けているのは、あまり好ましい状態ではないと私は思います。

倉庫など保管場所に余裕があり、管理もきちんとされているようなところであれば問題ないかもしれませんが、たいていの会社の場合、自社在庫倉庫に加え、外部倉庫とも契約して荷物を保管していることもあると思います。

外部倉庫を使用するほどおいておかなければならないのか、もう一度見直すべきだと思います。

新しい物を入荷できるスペースを確保し、古い在庫は、腐ったり劣化しにくい商品であったとしても商品価値が下がっていくと言う認識を。

「いつか」の為においてある在庫は、永遠使える物とは限りません。たとえ劣化しない商品を取り扱っている場合であっても、すべてのものに「経年劣化」は生じます。

それでも価値が下がらず売れるものなのかもしれませんが、やはり、本当の意味では商品価値は下がっているのです。

そして、「いつか」の時の為においてある在庫が本当に必要かどうか、その在庫を処分して、新しい物を作ったり入荷できる余裕があるほうが、新しい商品で更なる売り上げアップも見込め可能性があるわけです。

劣化していない&いつか売れたときのため

と言う商品を今一度見直して、新しいフレッシュな商品を常に問い入れられる余裕作りが、ネットショップでの物販を成功させていく秘訣です♪

是非、参考にしてみてくださいね。

それでは今日はこのあたりで。

ネットショップ開業前講座 ネットで物を売るのは簡単なことじゃない

こんにちは。nekonomoriです。
今日はネットショップ開業前講座を久しぶりにしたいと思います。

ネットショップは、もう淘汰されてくる時代に突入。
勢いだけでは続けられない。

ネットショップを始めたい、と言い出す経営者さんとお話をしていると、よく、こんな事を耳にします。
「卸で売れてるから、小売店で売れてるんだ、なら、卸のウチが直接ネットで売れば売れる!」

「ネットショップなんてあんまり利用しないけど、なんでも売ってるんでしょ?ウチの商品も売れるよね?」

正直、この質問には非常に答えづらいです。
本音を言えば、「そんなに甘くないです」といいたいです。

この考え方ではじめるのは、勢いとしてはまあ、なくはないですが、この動機でネットショップを始めた場合、売れない現実に直面した時、必ず、ネットショップを閉鎖する事になります。

ネットショップ開業して商品並べとけば売れる時代は終わった

ひと昔前でしたら、大手企業もまだネットショップ開業もしておらず、小売店がネットショップに販路を見出し、実店舗で買えるようなものでさえ、ネットショップでガンガン売れる時代でした。

しかし、最近では、大手Amazonも出店の敷居を下げ、Yahooが個人で出店できるようになり、もう、ネットを通じて物を売るのは当たり前な、時代となってきました。そんな状態ですので、ただ載せているだけではもう売れない時代となってきているのです。

ですが、実際にやったことない方々からしてみると

「出せば売れるんだ」

という幻想を抱いたままとなってしまうのでしょう。

ネットショップはこれからは商品力と企画力と接客で勝負

闇雲に、商品を出していても、安いお店でこれからは買う人が増えてくるでしょう。リアル店舗と一緒で、価格競争がおき、やがて大手は儲かるけれど・・という状況となってくるのは必至だと思います。

でも、ネットショップはまだまだ奥深い世界。
売れないわけではありません。
並べているだけではだめだということです。

これは、実店舗でもいえることですが、ありきたりなポイントサービスや送料無料などだけではなく、ネットショップで物を買っていただく場合、「このお店だから」と思ってもらえるようになってリピーターになってもらうのが一番安定しやすい早道です。

価格の比較が容易にできてしまうので、価格ベースで物を買うお客様ももちろんいらっしゃるとは思いますが、それだけではない価値観で物を買う人もいるわけです。

自分のお店だから出来る接客や特殊なサービスを付加価値として与える

たとえば、あなたがギフト関連用品を扱うお店の人だとします。
ギフト関連のお店は非常に多いです。カタログ系の商品を大量に買う方もいらっしゃるでしょう。

ただ単に、カタログに乗っているものを写真にとって載せるだけでしたら、そのまま、価格競争の波に飲まれてやがてお店を閉じなければならない日も着てしまうかもしれません。

しかし、そんなありきたりな商品であっても、いろいろな角度で展開をしていくことは可能なのです。

たとえばこんな例。

  • 在庫をたくさん抱えられる会社の場合

在庫をある程度抱えておいて、「速達」に近いサービスを提供し、どこよりも早く届けることをモットーとする。早く届ける代わりに少しだけ料金を上乗せしていても、間違いなく発送されるのであれば、急いでいる人や本当に買いたい人に需要はある。そしていつの時代も、ギリギリまで用意しない人なんていうのはたくさんいる

  • 在庫は抱えられないが、ラッピングサービスなどの付加価値を施して発送する

早く届けられない変わりに、ラッピングまでのサービスをつけたり、ギフトを持ち帰る用の手提げ袋をいろんな種類を用意しておいて、ついで買いしてもらう。もしくは、オリジナルメッセージ作成を代行しますとうサービスを販売し、簡単なメッセージカードを作成して、商品と一緒に届けるなど、他にはないサービスを考えて付加価値とする

このように、アイデアひとつでいろんな事が浮かぶものです。
実店舗もネットショップも、アイデアが大事な時代です。

凝り固まった考え方や、海外は発送が面倒・・・なんて言っていると、すぐに行き詰ります。柔軟に物事を捉え、果敢に新しいことに挑戦しないと、いくらネットショップを始めても、長続きもせず、在庫のためにお金だけがかかっていくと言うことになりかねません。

ネットショップ=儲かる

という幻想の時代は終わったのだと自覚して、ネットショップを安易に考えず、真剣に取り組むネットショップオーナーさんが増えてくるとうれしいと思います。

それでは、今日はこのあたりで。