ネットショップでよくある失敗 どんな人に自分の売ってる商品を買ってもらいたいのかを明確にする インターネットショップ ノウハウ講座

こんにちは。nekonomoridesignのyoshyです。
最近はすっかり勤務先ではネットショップの事ばかりを考えて、会社勤務だと、どうしても会社が取り扱う商品や会社の方針に従ったものしか売ることが出来ないのでいるので、本当に、早く副業で自分の好きな商品を売りたいと思っている今日この頃です。

ネットショップで良くある失敗例を今日はご紹介したいと思います。

ネットショップをやりたい!
その情熱はわかった。
その商品を「どんな人」に買ってもらいたいか、迄見えている?

ネットショップって出せば商品売れて儲かるからいいよね
なんていうことを良くききます。そうやって、元々はメーカーだったり卸業者がどんどんネットショップをオープンしていると思います。

しかし、以前の投稿でも書きましたが、「出したから売れる」がずっと続くわけではありません。

安けりゃうれるでしょ?
いいえ、それも違います。

「安い」のを一番の売りにして商売を始めてしまうと、絶対に息切れを起こします。そして、何より、最大のライバル「アマゾン」さんにほぼ9割の確立で負けます。

また、安けりゃ良い、という消費者志向はもう縮小化の一途をたどり始め、現在では、「持っているお金を有効に使うために良い買い物をする」と言う方向にシフトしてきています。

そんな時代の流れがやってくるのですから、「安ければ売れる」というのは、一時的にはあったとしても、長続きするものではありません。

ネットショップを始めたら、やり続けよう。
売れなかったら辞めればいいなら最初からやるな

ネットショップで物が売れる=収入になります。
当たり前ですね。
でも、売れなかったら辞めよう、と思って出店するような志でネットショップをやるのであれば、なんでネットショップをはじめたのでしょう?
そんな大事にしないお店は、一時期は売れても続きません。

売る商品の一番のファンである事!

ネットショップを経験してきて一番感じたのはこれです。
売る商品について、売る本人がその商品の一番の理解者でない物は、売れ続ける事はほぼ難しくなっていきます。

物を売りたい、のであれば「売りたい理由」があるはず。

それが、ただ単に「儲け(利益)が良いから」だけでは、商品のアピールもせいぜいうわべだけでしょうし、単に価格だけで単発買いをするお客様しかつかむ事は出来ません。

どんな人に自分の商品を買ってもらいたいのかを明確にすれば
おのずと質の良いお客様とリピート客がついて商売は続いていく

取り扱い商材によってもターゲットはことなりますし、同じ商材を扱っていても、目指すお客様の層によっても変わって来ますが、どちらにも共通しているのは「どんな人」に買ってもらいたいのかを明確にするべきだと言うことです。

たとえば、同じ商品(美容用品)を扱っていると想定して、

A店は、「価格を安くして、たくさんの人に買ってもらう」という方針。
B店は、「価格を安くするのには限界があるから難しいが、その分、
この美容商品の魅力を精一杯伝えて美容用品に興味のある
お客様に絞って売る」と言う方針

だったとします。

この場合、この商品単独に関する売上高で言うと、おそらく、A店の方が多くなります。いわゆる「薄利多売」です。

B店は、おそらく、Aよりは売れないでしょう。それは価格差もあります。
しかしながら、B店で買った客層は間違いなく「美容用品」に興味がある人が購入した事が伺い知れます。
もし、価格だけで購入する価値観の人だった場合は、A店に行くでしょう。
B店で購入した人は、価格よりも、美容用品の説明力に重要性を感じて購入したということになります。
イコール、B店は、今後も、美容用品を取り扱う場合「メルマガ」などの販売戦略を取って行けば、リピーターとなって購入してくれる可能性が高くあるので、店の運営方針もだんだん決めやすくなってきます。

自分の店舗に合った客層を狙っていく販売方法

これだけ多くのネットショップがオープンしている時代です。
生半可な戦略では淘汰されるのは目に見えています。

いかに自分の店舗や自分の取り扱っている商品をアピールするか、そしてそれをいかに購入してもらうか、ということに全力を注ぐべきです。

そのためには、まず、「自分の取り扱う商品を良く知る」と言う事が大事です。

良く知ったあと、「どんな人たち」に買ってもらいたいのかを明確にし、その人たちに合わせたお店作りをしていく事こそが大事だと私は思います。

どんな人たちに買ってもらうかを明確にする事こそ、自分のお店の存続にかかわるともいえます。

これはネットショップに限らず、どんな商売にも当てはまる事とも言えると私は思います。

私のサービスも、どんな方々に最適なのかを今一度じっくり考えて、自分自身も、これから先どうして行きたいのかをじっくり考えていかねばと思いました。

皆様のビジネスライフに少しでもお役にたちますように!

それでは、今日はこのあたりで失礼いたします。

物が売れる理由

こんにちは。nekonomoridesignのyoshyです。
物を売るという仕事をしている方で、一生懸命「売れるもの」を探す人は多いと思います。
よく、取引先とかの営業さんとの打ち合わせでも

「何か売れるものない?」

なんて会話を耳にしますが、早々「売れるもの」をその人がわかっていたとしても、やすやすと「これ売れますよ」なんていうことはいいませんよね?

日常生活にこそ「売れるもの」のヒントはある

仕事を一生懸命しているのに、売り上げが上がらない・・売れない・・と言う人は多いですが、そもそも「一生懸命仕事をする」=「売れる」と言うわけではありません。

物を売る仕事をしている人の中でも「BtoC」と「BtoB」に業種がわかれますが、しかしながら行きつく先はどちらも「C」の購買意欲を掻き立てられる物を見つけられるかどうかにあるのは間違いないです。

BtoBでも、Cの心をつかめないとやがて廃れる

BtoBとは、すなわち、Business to Business。卸売り系がそれに近いですが、では、その取引先の会社さんは次にどこに売るのかと言うと、「C」つまり、Customer = 一般消費者 に物を売るのです。

と言うことは、逆を返せば、一般消費者の動向をわかっていない卸業者が取り扱う商品を買いたいと思う会社はあるか?ということに繋がります。

一般消費者の気持ちを理解するには、一般消費者と同じ目線で物事を考えるべき

取り扱う商品によって、ターゲット層は違えど最終的な購入者は一般消費者であるという意識を持つのは正しいことだと私は思います。

そして、それを踏まえたうえで、仕事をする再に「自分が一般消費者だったら、この価格帯でこれは買うだろうか」と言う事を意識しはじめると、「売れる」「売れない」がだんだん判ってきます。

ただし、ターゲットとする消費者の層を間違えないように注意する事

一般消費者目線で物事を考えたとき、自分の消費動向にだけで考えては失敗します。
たとえば、

高級なドレッシング 1本 1,898円
高級なドレッシング 1本 598円

があったとします。

どちらも高級なドレッシングですが、こんな違いがあったとします。

1,898円のドレッシング
お値段相応の高級素材を使い、コレステロール値を気にする人やダイエット志向の人にもお勧めできる高級なオイルを使用したドレッシングです。

598円のドレッシング
高級素材にこだわったのは一緒ではあるものの、オイルなどは一般的なドレッシングとさほどかわらず、パッケージデザインも少し高級感はあるものの、スーパーで並んでそうな少しお値段が高いドレッシングです。

この二つがあった場合、「ダイエット志向でお金に糸目を付けなさそうな健康志向の人に買ってもらいたい」と言う場合であれば、取り扱うべき商品は、1,898円のほうになります。

しかし、自分目線だけで考えてしまうと、「安いほうが良いにきまっている」という考えにいたり、598円を選んでしまうでしょう。

広い視野で先を見据えた価値観で物を考える

物を売るとき、作るときに考えるべき事は「先のビジョン」です。
それを手にしたとき、こんな風に思いますよ、というベネフィット(特別感)をいかに想像してもらえるか、そしてそれを実現させてあげられるかが売れるか売れないかの境界だと思います。

今はSNSも普及し、共感出来るかどうかも売れるポイントになってきます。話題性を作りやすく、また、それを知っている事で優越感を感じられるようなもの、感じてもらえるようなものを見つける事こそが

【売れる商品】

を探せる先見の目だと思います。

仕事ばっかりしているのではなく、趣味も持って、いろんな価値観に触れて、何気ない日常生活の中にこそ「売れるヒント」と言うのは隠れています。

お仕事に明け暮れないで、是非、休暇は休暇らしく過ごし、世間一般の動向や消費動向に目を光らせたりするフィールドワークをする事も、ある意味では仕事のひとつとも言えます。

物が売れなくて困っている方は是非参考にしてみてくださいね。

 

それでは今日はこのあたりで。