こんにちは。nekonomoridesignのyoshyです。
今朝、朝の情報番組zipを見ていたら、あるコーナーで、ロゴはどうやって産まれるのか?というのをテーマに、実際の現場を取材しているコーナーがありました。
その中で、トヨタのロゴマークを考えられたデザイナーさんが出演しておられ、デザインをするにあたり考えていることをおっしゃっていた事がありました。
楕円形でトヨタのTを表現し、後は、車のパーツとしても使われるということだから。型抜きをした時に一回で型抜きできるようなデザインにした。コスト意識が大事
とおっしゃっていました。
さすがだな、と思いました。
私はこれまで、あまり予算をお持ちでないところの仕事をすることが多く、何をするにしても常にコスト意識がありました。
そして、自分が作ったものが活かされる場面を聞いて、それに最適なものを提供するように心がけていたのですが、その意識が決して間違いではなかったと改めて実感できる瞬間でした。
費用対効果、コストパフォーマンスを意識
例えば。
自社商品のパッケージデザインをするとします。その商品のパッケージをデザインするにあたり、売り上げ見込み額によってデザインは変わります。
あまり利益飲み込みがないものに、コストのかかる用紙やカラーを使用したモノをつけても、本末転倒とも言えます。
売り上げ個数が少なくても高額商品で利益を取れるものであれば、その商品価値を引き出すパッケージデザインをする価値はあります。
しかし、薄利多売のものに関しては、簡易的な、控えめなパッケージにするべきです。
例をあげるなら、業務用、卸商品用、とかであれば簡易的なパッケージで良いということです。
このように、デザインの場面でもコスト意識は大事ですし、物販においてはさらにその意識は大事です。
特に物販の場合、人件費や梱包代、運賃、手数料などが大事です。
収益見込みに対する適切なコストを意識していくことが大事ですね。
ネットショップにおけるコストのお話はまた別の機会に話したいと思います。
今日はこのあたりで失礼します。